【超初心者向け】PCパーツ選び方解説⑥【ストレージ編】

【超初心者向け】PCパーツ選び方解説⑥【ストレージ編】

公開: 2019-12-21 更新:2019-12-22 投稿者: Gampc39

今回はパソコン上にデータを保存するための記憶装置であるストレージについて解説します。

↓前回の記事↓

PCパーツ選び方解説⑤【電源ユニット編】

ストレージとは?

ストレージは日本語に訳すと記憶領域です。

パソコン上の様々なファイルは全てストレージに保存されます。

ストレージの容量

ストレージの容量は大きいに越したことはありません。

必要最低限の容量を確保しつつ最適なものを選びましょう。

ストレージの種類

ストレージには大きく分けて2種類あります。

  • HDD
  • SSD

ここからはそれぞれについて詳しく解説します。

HDD(ハードディスクドライブ)

HDDについて知っておくべき項目を解説します。

HDDは大容量

HDDの最大の特徴は非常に大きな記憶容量です。

最近は少ないものでも1TB以上の容量を持っています。

多いものは10TB以上の容量があります。

1TB=1000GB=1×1012B

サイズ

HDDには

  • デスクトップパソコン用3.5インチ
  • ノートパソコン用(外付け用)2.5インチ

の2種類があります。

回転数

HDDは製品によって回転数が異なります。

回転数が高いほどデータの読み書き速度も速くなります。

また回転数が高い場合は消費電力が大きくなるデメリットがあります。

主なメーカー

  • ウエスタンデジタル(Western Digital)
  • シーゲート(SEAGATE)

どちらのメーカーでも性能に差はありません。

どちらの人気も同じぐらいだと思います。

それぞれ耐久性の高いサーバー用や高回転モデルなど様々なHDDを販売しています。

リテール品とバルク品

HDDにはリテール品とバルク品と呼ばれるものがあります。

  • リテール品:箱に入っており、説明書やメディア再生ソフトが同梱。やや高価。
  • バルク品:簡易包装(緩衝材のみ)で、同梱物はなし。比較的安価。

説明書がなくても十分利用可能ですし、メディア再生ソフトも無料のものを入手可能なのでバルク品をおすすめします。

SSD(ソリッドステートドライブ)

SSDはフラッシュメモリを用いた記憶装置です。

接続規格

SSDは接続端子が主に2種類あります。

SATA

SATA接続を採用しているものが一般的に「SSD」と呼ばれているものです。

M.2

M.2と書いて「エムドットツー」と読みます。

この接続を採用しているSSDは速度がケタ違いに速いです。

あまりにも高速なので、通常のSSDと区別してM.2 SSDと呼ばれることが多いです。

この記事でもSSDM.2 SSDを区別します。

高性能な分、単位容量当たりの価格は通常のSSDより高くなります。

また発熱の問題があるので注意しましょう。

M.2を使用するとSATA端子がいくつか使えなくなることがあるのでM/Bの仕様にも注意が必要です。

サイズ

SSDは基本的にデスクトップ用、ノート用どちらも2.5インチのみです。

容量

SSDはHDDほどの大容量化はまだ進んでいません。

少ないもので120GB、多いものでも1TBほどです。

主なメーカー

  • サムスン(SAMSUNG)
  • クルーシャル(crucial)
  • サンディスク(SanDisk)
  • キングストン(KingSton)

SSDもHDD同様メーカーによって性能が大きく異なることはありません。

その中でも安定して人気があるのがcrucialです。

また、SAMSUNGは高速なSSDを得意としています。

ここからはHDDとSSDを比較していきます。

HDDとSSD

どちらもストレージとしての機能に違いはありません

ただ、それぞれにメリット・デメリットがあります。

HDD・SSDのメリット・デメリット

HDDSSD
メリット比較的大容量
比較的安価
高速
静音性・耐衝撃性に優れる
デメリット低速
レスポンスが悪い
物理的な故障が多い
比較的高価
書き込み回数に限界がある

上記のような長所・短所が挙げられますが、SSDの価格が年々下がってきているので、HDDを搭載しないという選択肢もあります。

ストレージの選び方

ここからは自作パソコンを組むにあたってストレージをどのように選べばよいのかについて解説します。

ストレージの組み合わせ方の例を紹介します。

後に紹介する構成ほど値段が張っていきます。

SSD+HDD

一般的な使用目的向け。

  • SSD:OSインストール用(約120GB~250GB)
  • HDD:データ保存用(1TB~)

OSインストールにSSDを採用することでパソコン起動の高速化を図ります。

より高速にしたい場合はM.2 SSDを採用します。

またHDDが低価格・大容量であることからデータを保存用に使用します。

SSD+HDD+HDD

動画編集などを行い人向け。

  • SSD:OSインストール用(約120GB~250GB)
  • HDD(1台目):データ保存用(2TB~)
  • HDD(2台目):データ保存用(2TB~)

動画編集などを行って、たくさんのデータが発生する場合はHDDを複数搭載するのがおすすめです。

1台で全てのデータを扱ってもいいですが、故障時のリスクを考えると複数台にデータを分散、もしくはコピーしておく方が安心です。

また、複数台のストレージ機器を利用したRAIDというデータ保存方法がありますが、より専門的な内容になるのでここでは割愛します。

M.2 SSD+SSD

できるだけ高速なパソコンにしたい方向け。

  • M.2 SSD:OSインストール用(約120GB~250GB)
  • SSD:データ保存用(約250GB~1TB)

最近はSSDの価格も下がってきているのでHDDを使わない構成も採用されるようになってきています。

M.2 SSDを複数台搭載する構成は発熱、端子数の問題から現実的ではありません。

おわりに

ストレージの解説は以上です。

次回はPCケースについて解説します。

最後までお読みいただきありがとうございました。